①アトピーのない水疱は皮膚表面に半円球の状態をなす、下図の左側
②アトピー皮膚炎の水疱は水疱が潰れた状態で中の水疱液が直に出る、アトピーの皮膚のバリア機能が低下した為です。下図右側
③吸玉施術での水疱液のpHはアルカリ性をなしている
④施術で体の深層部からの痒みが表皮へ移ってきて痒みがなくなったと言う(本人しか実感できない感覚)。
※アルカリ性の水疱液が神経に働き痒みを感じると考えられる。アルカリ性の水疱(お血)を吸玉で取り除くと痒みは軽減する(施術上の経験から)
⑤水疱液(”お血”)を処理することで結合組織の回復が早まり回復へ向かう。
※お血(水疱液)が処理されため血液循環が良くなり表皮細胞へ栄養が届きやすくなった為だと思う。
アトピーの水疱液はpHが8.00でアルカリ性です
循環している正常な血液は約7.4pHです。
◎アトピーからの脱却は吸玉施術でお手伝することと、お客さんと伴に克服することです。
◎吸玉施術で水疱を取り除く。
◎皮膚を作る栄養分をとる(皮膚を強化する)、睡眠をしっかりとりましょう(新陳代謝を高める)。
角質層がバリアと働き、水分が皮膚の中に保持され、しっとりしている。
外部からの遺物の侵入も防ぐ
バリア機能が低下し、水分が外に出やすい、そのため乾燥し
遺物の侵入による炎症がおきる。
表皮には血管がありません表皮への栄養補給は血液の水分である血漿が栄養を補給し老廃物を持ち帰る働きをします。
真皮層の血液循環(微小循環)が悪いと”お血”ができ、表皮に新鮮な血漿が届かず皮膚の新陳代謝を妨げます
※吸玉療法は真皮層の血管を拡張し”お血”を除去することで血流が良くなり新鮮な血漿が届きやすくなり新陳代謝がスムーズに行われる為にアトピーが改善されると思う。
水疱は吸玉施術時に”水ぶくれ”として”お血”のある所に表れる間質液の一部です。
心臓から送り出された血液は太い血管から徐々に細い血管となり、毛細血管では赤血球、血小板、血漿タンパクは血管内に残り、液体成分の血漿が血管外へ染み出ます、
染み出た血漿が間質液でタンパク質・アミノ酸・糖類・脂肪酸・コエンザイム・ホルモン・神経伝達物質・電解質および細胞からの老廃物を含んだ水溶液です、
栄養に満ちた血漿は細胞へ栄養などを渡し細胞を元気にします。
役目を果たし終えた間質液には老廃物や二酸化炭素などは静脈へ入り、残りの分子量の大きな老廃物や脂肪酸、ウイルス、癌細胞などの異物はリンパ管に吸収されます。
(図)血漿の吸玉による移動↓
毛細血管から出た循環しない血漿は ”お血”となり吸玉で表皮へ引き寄せられる。
間質液は栄養に満ちた水溶液で細胞の栄養になります、例えば植物へ液体肥料を与えると効果かが早く青々と育つように、
人間でも栄養素が揃った間質液から細胞へ栄養が補給され、新陳代謝が正常に行われ健康な体になります、
何らかの影響で間質液が循環しなくなったらどうなるのでしょうか?
循環しない間質液は酸素欠乏や栄養不足の状態になり、細胞へ栄養補給ができず、老廃物も回収できず、異物だらけの間質液になります、
その状態だと細胞は活力を失い、皮膚のトラブルや肩凝り、筋肉などにも異常をきたします。
そこで吸玉施術で滞った間質液を水疱反応として取り出すことで、キレイな間質液が入りやすい状態になります、
(写真)水疱液↓
砂糖の摂取を抑えるか否かでアトピーの回復状態に大きな差が出ます。
砂糖を摂った後の血液の状態を診ると、赤血球が繋がり団子状態(シュガーランド)になります。
この状態だと血管内通ることが出来なくなり、アトピーを回復する自然治癒力が低下します。
赤線で囲われた所が大きな赤血球が繋がった状態です。
血管の最も細い所は赤血球が辛うじて通れる直径しかありません。
丸いのが一個の赤血球←です。
更に糖質の摂りすぎで「糖化」を招く事があります。
体の中でタンパク質と余分な糖質が結びつき、タンパク質が変性、劣化して、最終糖化物質(AGEs)を生成する反応をいいます。
AGEsは皮膚の重要な構成物質であるコラーゲンをもろくしアトピーの皮膚の荒れの原因になります。
AGEsにより、皮膚の”ハリ”が失われ「シワ」になったり、
肌の色が”くすむ”「褐色化」の原因になります。
甘いものをどうしても食べたい時は、スナック類(ドライフルーツ)、チーズ、果物などを選ぶことで血糖値の急上昇を防ぐことができます。
◎精白した砂糖は血液循環障害や糖化の原因です、出来るだけ避けましょう。
また食べる順序に気を付けるとことも大切です
まず野菜を食べ、次に魚、肉などのタンパク質を食べ、最後にご飯などの炭水化物の順番で食べるのがお勧めです。
アトピー性皮膚炎の方は、寒がり、暑がり、肩がこる、とおっしゃる方が多数です。
これらはいずれも東洋医学の”お血”の症状と重なります。
頭寒足熱と言われるように、脚を温めることを東洋医学では大切にしています。
脚を温める方法として”お酢”を使った足湯で血流が良くなり冷え性に効果的です。
また吸玉で”お血”を処理することで血流が良くなり、冷えの改善に効果的です。
汗の機能として
汗は、かいてすぐのうちは皮膚表面にとどまって保湿や抗菌などのメリットを発揮しますが、時間とともにそのメリットが損なわれるようです。
テカるような汗や流れるような汗をかいたときは、放置せずにタオルやおしぼりなどで吸い取るか、水で洗い流すかしたほうがいいでしょう。
薬に頼らない施術をネット検索から来て下さる
施術は吸玉療法を行いました。
FKさん 30歳代 女性
主訴
アトピー性皮膚炎
もっともつらい症状
*アトピーで肌がはって痛い
*深呼吸が辛い
*不眠
*冷え症で寒がり、暑がり
*肩こり
*猫背
*便秘しやすい
今までの治療経過
*発症当時にステロイド剤,漢方薬使用
*一時は薬の効果は有った
*ここ何年間は薬は服用していない
*年々症状が悪くなってきた
*初日のアトピーは下の写真の状態です
施術法
*吸玉施術中心で施術を行う
*薬の服用はしない
*黒酢足湯をしてもらう。汗をかくようにする。
*甘い物(砂糖)は厳禁してもらう
施術経過
》1月24日初診。
》皮膚のカサつきでカップの吸着が難しい,技量で吸着。
》施術後施術台や床に白いフケが落ちる
》殆どのカップ内は水疱が出る
》施術経過とともに以前の痒みの質が変わってきた
》施術後は良く寝られる
》食欲が旺盛になる
》5ケ月経過で皮膚症状が改善してくる
》6ケ月目で背部への吸着が楽にできるようになる
♦5ヶ月目頃から症状が来院するたびに良くなる
♦7ヶ月現在、肘、肩、首にまだ症状が残っている。
♦痒みは汗が出た時や興奮したときのみ痒みがある。
≪施術前・施術後≫
↑After
TEさん 30歳代 女性
《主訴》
アトピー性皮膚炎
ステロイド剤、保湿剤の使用
≪施術≫
〇甘いものは出来るだけ禁止
〇ステロイドや保湿剤は使用しない
〇吸玉施術後に水素水を使用すると吸玉施術痕の直りが速いことを体験しています。
〇施術後はアトピー性のカユミが軽減する
《術効果》
〇施術後には”痒み”が軽減したとのお言葉を頂きます。
↑After
2017年1月インターネットTVに出演しています