片頭痛 緊張型頭痛 どのタイプ?

田盛健康医学センター

誰しも一度は経験のある頭痛。頭痛には片頭痛(偏頭痛)と筋緊張型頭痛の二つがあり、

日本人のおやそ四人に一人が、原因となる他の病気がないのに繰り返し起こる頭痛、

いわゆる「頭痛もち」の症状であると言われています。


片頭痛

片頭痛は頭蓋骨内の血管が広がることで頭痛がおきることが特徴です。

特に20代から40代の女性に多くみられます。

下記のチェックが多いほど片頭痛の可能性が大です。

体調を選択してください

他に次のような時に頭痛になるときがあります

睡眠不足や台風が近づくなど気圧や天候の変化、特定の食品の摂取が原因で片頭痛になることもある。

心身のストレスから解放されたときに急に拡張することがあります、

仕事のない週末などに「片頭痛」が起こることもあります。

寝すぎ、寝不足、女性ホルモンの変動、空腹、光や音の強い刺激なども「片頭痛」の誘因とされています。

これらは自律神経の副交感神経の状態に深く関係しています。

【対処法】

片頭痛がどのようなときに起きるか記録しておくことで原因から避けることができます

規則正しく睡眠をとる(週末の寝だめは片頭痛の原因)

冷たいタオルなどを痛む部位に当てると、血管が収縮して痛みの軽減に役立ちます(血管を収縮させる)

トウガラシ、サンショウ、コショウなどの辛味の香辛料やフェンネル、カルダモン、シナモンなどのスパイスをとるといいでしょう。

甘いものは控えましょう(血管を拡張させる)

ポリフェノール(赤ワイン、チョコレートなどに含まれる)チラミンを多く含む物(チーズ)は血管を拡張させる作用があるため、控えましょう。

うまみ調味料(グルタミン酸、亜硝酸ナトリュウム)を使ったファストフードはできるだけ控えましょう、(血管を拡張させます)

カフェインを適量とる(コーヒー、紅茶、日本茶のカフェインは血管を収縮する作用があり、痛みの早期に飲むと痛みが軽減する)

副交感神経の亢進をおさえましょう(血管を拡張を抑えてる)

筋緊張型頭痛

頭痛で最も多いのが筋緊張型頭痛で、側頭筋の緊張などが原因です、こめかみが締め付けられるような痛みを訴えられます。

ストレスや疲労、寝不足、気候の変化、肩こりなどがきっかけになります。

体調を選択してください

※二個以上、チックがついた人は片頭痛の可能性が・・・

筋肉の緊張で血流がわるくなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。

精神的なストレスや長時間同じ姿勢でのデスクワークなどの同じ姿勢を続けたことによって、血行が悪くなり首や肩の筋肉がこわばり、 緊張型頭痛が起こりやすくなります。

【対処法】

適度な運動、質の高い睡眠と休養を工夫しましょう

長時間同じ姿勢をとらない

姿勢を正して、同じ姿勢で長時間の作業はしないようにしましょう

首、肩をマッサージや温めて筋肉のこりをとりましょう

肩、首の血行アップ(ストレッチをしましょう)

枕の高さを調整しましょう(高すぎる枕、柔らかい枕は首に負担になり筋肉を緊張させることになります)

頭痛施術

片頭痛

片頭痛の施術は自律神経の副交感神経の亢進ですので、私は”井穴刺絡療法”と吸玉施術で施術します。

井穴刺絡は手足の爪の付け根を施術します

施術の中で唯一自律神経を調整できる施術はこの井穴刺絡です、効果は即効性があり、早い人で施術後直ぐに実感できます。

吸玉で後頭部の頭と首の付け根の(風池穴)と足の(丘墟穴)と(京骨穴)を施術します。

筋緊張型頭痛

緊張型頭痛は筋肉に老廃物の蓄積による血流障害です

老廃物を取り除く作用がある"吸玉施術"

吸玉施術は皮膚近くの真皮層の毛細血管を拡張せる効果があり血流が良くなります。

吸玉施術で肩、首周辺の”お血”を処理することで血流が良くなり肩こり、頭痛の軽減。

下の図の真皮層は表皮から浅い所で、毛細血管がたくさんあり吸玉で吸引することで血管の内径が広がり、血流が良くなります。