骨や軟骨の変性による腰痛の代表格として、腰部椎間板ヘルニアです。
腰椎(腰骨)は5つの椎骨がかさなり、椎骨と椎骨の間にはクッションの役割をする椎間板がります。
そのクッションに何らかの原因で内部の髄核というゼリー状の組織が飛び出し、神経を圧迫すりのが、椎間板ヘルニアです。
椎間板ヘルニアは働き盛りの若い世代、とりわけ男性に多いのが特徴です、腰を酷使する職業の人に多発することが知られていますが、デスクワークが長くても腰に負担をかける姿勢を取っている人にもなりやすいといえます。
椎間板ヘルニアは前屈姿勢を取ったとき、すなわち前方に背中を丸めたときに、痛みが強くなるといった特徴があります。
(図1)正常な状態の椎骨と椎間板
(図2)前屈状態で椎間板の背中側へズレた状態
椎間板ヘルニアは前屈(前へ屈む)のとき腰の痛みが出ますので。
体を後ろに反らしたら痛みが取れるので、猫背などの悪い姿勢を短くしましょう、デスクワークなら一時間に一回は立ったり歩いたりし、姿勢を変えるようにしましょう。
(脊柱管狭窄症の人は行わないでください)
目線は斜め30~40度。ひざは曲げないように。
①硬くなったハムストリングス(太ももの裏の筋肉)のストレッチ
②腸腰筋を強化する。
◎背部の背骨を挟んだ左右の筋肉(膀胱経)のコリを解す。
◎腰部(命門、志室、腸骨陵ライン、仙骨関節外側ライン)の吸玉、指圧、ストレッチ
◎距骨、足指のストレッチ
◎長趾伸筋や長母趾伸筋(胃経)を吸玉や指圧、ストレッチの施術。
Copyright & copy; Tamori Healthy Medical Center