日本では江戸時代までは東洋医学の”吸い玉”も医療として盛んに使われていました。
当センターでの吸玉療法は古来から世界各国に伝わる吸玉を電動化した医療用治療機と,特製のカップで、表皮にカップを吸着し血液の流れを良くする施術を行っています。
吸玉療法の歴史は大変古いもので、中国では紀元前から使われ、現在でも抜缶療法と呼ばれ親しまれています、
ギリシャの国立考古学博物館には、紀元前5世紀頃の吸玉(青銅製)が展示されています。吸玉を医師の紋章 とする慣習もみられまさに伝統医学の王様と言っても良いほどです、
1、肩こり・・・肩こりで肩甲骨から首筋、後頭部にかけてコリがひどく頭が痛いなどの症状。
2、腰痛・・・腰が痛い、重だるい、ぎっくり腰で痛みなの症状
3、膝痛・・・変形性膝関節症(軟骨がすり減っている)で立ち上がる時に痛い、階段の上りが辛い、正座出来ないなどの症状
4、アトピー・・・頑固なアトピーの痒みの軽減が施術後に実感できます。
”症例はここからご覧ください”
5、その他、慢性病
二十歳代
主訴:腰痛
施術:吸玉療法
腰の左右の高さが違います、
足のの長さが違っています
吸玉施術
①真空ポンプやモーターを使っているので、真空に近い圧まで吸引(減圧)することができる。
②吸引調節ダイヤルによって、吸引圧を自由に調節できる。
③火を使わないので、誰にでも安全に治療できる。
④毛髪部も治療できる。
⑤カップは硬質ガラスを使用。長時間使用しても痛まず衛生的。
⑥皮膚にあらわれる(色素反応)という独特の治療反応の利用による、高い治療効果がある。
吸玉療法は、誰でもが手軽に治療を行うことが出来るようになっています。器械の操作に特別な技術は要らず、カップをつけるだけならばお 子さ までもできます。 小学校生のお子さんが、おばあちゃんの背中にカップをつけ治療のお手伝いをする、といった微笑ましい話がよく聞かれます。
吸玉で治療をすると皮膚が赤くなっていますがそれは吸玉をした証拠です。 「色素反応」と呼んでいます。
①皮膚は呼吸・感覚・水分の調整・体温の調節・体の保護・皮膚再生能などを担っています。 皮膚にカップを吸いつけ減圧することで毛細血管の拡張や、二酸炭素を強制的に体外に排泄し、血流を良くし体をリフレッシュしてくれます。
②吸玉をするとふつうは皮膚に赤黒い色が現れまが、これは皮膚表面の近くに集められた赤血球の色です。 身近なたとえでいえば、キスマークが残っているような状態です。初めて吸玉をされる方は、治療による色素反応を敬遠されがちですが、この色はいつまでも残るわけではありません。 普通は4日から7日程度で消えます、施術を重ね、健康になると”お血”が解消され自然に薄い健康色のピンク色になり、色素反応も早く消えます。
肩や、腰など部分的に吸玉施術を行うときは、その個所にカップで施術が出来る服装であれば宜しいです。
背中全体を施術する場合は当店で用意してある施術服をご利用ください。
”お血”という言葉をご存じも方は少ないと思いますが、東洋医学の病理観で、体内で移動しない留まった血液で、主に細胞と細胞の間にある血液で、血管内を流れている血液とは異なります。
”お血”は血管を流れている血液とは違うペーハーをなし、お血は強アルカリ性で、正常な血液は弱酸性でほぼ一定に保たれています。
東洋医学には(お血)という考え方があり、病気があるところには、お血があると考えています(万病一元)、お血がある所は血液循環が悪く生命力が低下し病気の温床になります。背部色素診断という診断法で、どのような色素反応が出るかで、関連した臓器にお血があるかが診断できます。
↑90代女性、健康な色素反応です。
色素反応の濃淡やコリや色にムラがその臓器の弱さを反映しています、色や皮膚状態で五臓六腑のどこに”お血”があるか判断できます。 施術をすることで反応が消失し体調も良くなります。
先に結論から、内出血とはちがいます。実際に吸玉療法をおこなうと、よほどの病人でない限り、どこもかしこも真っ黒な反応(色素反応大)がでるということはありません。同じ強さ、同じ時間の吸着をしても 反応の現れ方が様々で、良くない色素反応はその人の病気とかかわりのある場所しか現れません,悪い色素反応が現れた場所には、病気の元があると考えてよいのです。
私たちは呼吸や食事、排泄は自然な状態で行うことで, 細胞に酸素や栄養を与え、不要な炭酸ガスや老廃物を回収してくれます、それを担っているのが血液で、血液は生命を維持するのに最も大切です。 病は体外から入り込んで発病するかは自身の免疫力に左右されます、その免疫を運ぶのも血液でまずは血液循環を良くすることが最も大切です。 血液がとどこおると体内の環境は悪化し、生命力は低下するのは当然です。新鮮な酸素も栄養も少なく、ゴミだらけ、有害物質だらけといった環境では病気になっても不思議ではありません。血液循環を邪魔するのに”お血”が大きく関係しています。
血液は体内では一定の量にな るように調整されています。たとえ生理機能をしていない”お血”でもとり過ぎ ると全体の血液量が不足して貧血になります。他人には瀉血(皮膚に傷をつけて血をとること)をすることは医師法に触れますので出来ません。